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XeonMP1.6Gオーバークロック

さて、一応上手く動いてる事だし、オーバークロックでも・・・

ジャンパーを立てる前。購入時の状態。
このままでは、FSB100しか選べません。

半田付けされているJP2を弄くってジャンパーを立て、FSB100(400)とFSB133(533) を選べるようにしてみました。

いきなり、FSB133に設定。すると、起動できませんでした。
CPUを疑い、倍率を12倍に変更。(133x12=1.6G)
まだ、起動出来ません。
RIMMのクロックを「AUTO」から「300MHz」へ。
起動成功。WcpuIDで見ると、RIMMのクロックは400MHzになっていました。おそらく、133x3=400という事でしょう。


HDBENCHを実行してみましたが、あまり変わり映えしない結果となりました。メモリーアクセスが数%アップしたくらいでしょうか。

倍率を12から13倍へ変更。
微妙に性能アップ。クーラーがだいぶ暖かいです。このクーラーではこれ以上は危険かもしれません。



Xeon用CPUクーラーを探してネット内を徘徊していたら、見つけました。イイものを。

CPUクーラーでは定評の在るアルファのP4ヒートシンクを少し加工したもので、 ギガコンプのPAL8942MKUと言う物です。
早速、通販で申し込み。既に、黄金週間に入っていたのも拘わらず、5月1日に発送、2日に到着しました。なかなか、素早いです。

よく冷えそうですが、見た目より重いです。

早速、取り付け。静寂性を期待して、CPUファンをSilencerにしました。実は弱いカモしれません。

ついでに、泣きそうな程に熱いチップセットのヒートシンクも取り替えます。

サーマルコンポーネント社の「50EX50x58」で、CPU用のヒートシンクです。

チップセットなので、コアカケが起きたらマザーごとオシャカです。 事故が起こらないようにクッション(厚さ1mm程度のスポンジシート)を貼りました。

今更ながらデーターシートを見ると、XeonMP1.6G/L3−1Mは通常72W、最大87Wらしいです。 XeonDP2.4Gでも、通常65W、最大74Wなので、イカに素晴らしい発熱をするかがうかがえます。 さすが、フォースターコアです。



ベンチ結果

HDBENCH3.40β:Windows2000+SP2(HyperThreadingオフ)
CPU-ClockFSBIntegerFloatMemoryRMemoryWMemoryRW
1.60GHz400MHz7409312571814591953905107988
1.60GHz533MHz7380212403015595555500111014
1.73GHz533MHz8008313509415805355295115711
1.86GHz533MHz8625414629015539158986119602

2Gはさすがに起動しませんでした。コア電圧を一切変えていないので、こんなところでしょう。 なにより希少価値の高い物なので大事に(ぉぃ)使うことにします。
1.86Gは発熱が激しく、Superπですらあっという間に10度も温度が上がってしまいました。 電源ファンも負荷に合わせて回転数が上がり、かなりうるさくなりました。 ただ、全く不安定なところは在りません。温度(+10℃)と電源の事(ウルサイ)がなければ、私としては常用可能なんですが・・・

結局、1.73Gで使用する事に決定。



WindowsXPプロフェッショナル

知人から、WindowsXP−Proを借りる事が出来たので、試験的に入れてみました。(実は、常用する気は全く無かったり)
もちろん、Hyper−Threadingをイネーブルにしてあります。

また、オンボードサウンドを使用しても、Windows2000のような再生異常は起こりませんでした。

 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★ 
M/B Name      
Processor   Pentium4 1732.56MHz[GenuineIntel family F model 1 step 1]
Cache       L1_D:[8K]  L1_I:[12K]  L2:[256K]  L3:[1024K]
Name String Intel(R) Xeon(TM) CPU 1.60GHz
Processor   Pentium4 1732.56MHz[GenuineIntel family F model 1 step 1]
Cache       L1_D:[8K]  L1_I:[12K]  L2:[256K]  L3:[1024K]
Name String Intel(R) Xeon(TM) CPU 1.60GHz
Processor   Pentium4 1732.56MHz[GenuineIntel family F model 1 step 1]
Cache       L1_D:[8K]  L1_I:[12K]  L2:[256K]  L3:[1024K]
Name String Intel(R) Xeon(TM) CPU 1.60GHz
Processor   Pentium4 1732.56MHz[GenuineIntel family F model 1 step 1]
Cache       L1_D:[8K]  L1_I:[12K]  L2:[256K]  L3:[1024K]
Name String Intel(R) Xeon(TM) CPU 1.60GHz  
VideoCard     
Resolution  1024x768 (32Bit color)  
Memory      523,756 KByte  
OS           5.1 (Build: 2600)   
Date        2002/05/05  21:40  

Intel(r) 82801BA Bus Master IDE Controller
プライマリ IDE チャネル
  FUJITSU MPG3409AT  E

Intel(r) 82801BA Bus Master IDE Controller
セカンダリ IDE チャネル
  MATSHITA DVD-ROM SR-8584A

   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
 36132   105061  120907   146534   62414   126667          11

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write   RRead  RWrite  Drive
     1752   1741    1140       7   23825   20475    8679    9361  C:\100MB
グラフィック関係の値が異様に低いのは、ドライバーを入れていないからです。


Windows2000Serverをインストールしてベンチを取ってみました。

午後ベンチ:Windows2000Server+SP2(HyperThreadingオン)

--- GogoWinBench 1.28 [2002/06/16 12:28:11] ---
[OS] Windows 2000 Service Pack 2 (5.0.2195)
[CPU] Intel Xeon (Foster) * 4 / 1865.8MHz (533.1 * 3.5)
 GenuineIntel
 Intel(R) Xeon(TM) CPU 1.60GHz
 0/0/0/15/1/1
 FPU TSC MSR CMOV MMX MMXE SSE SSE2 HT(2)
 L1TraceCache 12Kuop, 8Way
 L1DataCache  8KB, 4Way, 26504.45MB/s, 2clk
 L2Cache      256KB, 8Way, 13811.63MB/s, 18clk
 L3Cache      1024KB, 8Way, 5778.88MB/s, 51clk
 Memory       1024MB, 2000.42MB/s, 282clk
[DLL] GOGO DLL ver. 2.39b for only bench (Feb 28 2002)
[結果] 再生の45.80倍速  / 音響解析なし / 使用機能
[結果] 再生の47.96倍速  / 音響解析なし / 使用機能 MMX
[結果] 再生の134.20倍速  / 音響解析なし / 使用機能 MMX SSE
[結果] 再生の60.40倍速  / 音響解析なし / 使用機能 CPU[2]
[結果] 再生の66.50倍速  / 音響解析なし / 使用機能 MMX CPU[2]
[結果] 再生の173.37倍速  / 音響解析なし / 使用機能 MMX SSE CPU[2]
[結果] 再生の59.20倍速  / 音響解析なし / 使用機能 CPU[3]
[結果] 再生の64.43倍速  / 音響解析なし / 使用機能 MMX CPU[3]
[結果] 再生の157.78倍速  / 音響解析なし / 使用機能 MMX SSE CPU[3]
[結果] 再生の61.06倍速  / 音響解析なし / 使用機能 CPU[4]
[結果] 再生の67.43倍速  / 音響解析なし / 使用機能 MMX CPU[4]
[結果] 再生の162.29倍速  / 音響解析なし / 使用機能 MMX SSE CPU[4]
[結果] 再生の13.32倍速  / 音響解析あり / 使用機能
[結果] 再生の13.95倍速  / 音響解析あり / 使用機能 MMX
[結果] 再生の27.17倍速  / 音響解析あり / 使用機能 MMX SSE
[結果] 再生の25.62倍速  / 音響解析あり / 使用機能 CPU[2]
[結果] 再生の26.54倍速  / 音響解析あり / 使用機能 MMX CPU[2]
[結果] 再生の48.97倍速  / 音響解析あり / 使用機能 MMX SSE CPU[2]
[結果] 再生の29.18倍速  / 音響解析あり / 使用機能 CPU[3]
[結果] 再生の30.94倍速  / 音響解析あり / 使用機能 MMX CPU[3]
[結果] 再生の49.51倍速  / 音響解析あり / 使用機能 MMX SSE CPU[3]
[結果] 再生の25.52倍速  / 音響解析あり / 使用機能 CPU[4]
[結果] 再生の27.56倍速  / 音響解析あり / 使用機能 MMX CPU[4]
[結果] 再生の43.24倍速  / 音響解析あり / 使用機能 MMX SSE CPU[4]
キャッシュが効いてる?



オーバークロック時の電力について
1.86GHzにオーバークロックした状態で、午後ベンチの耐久モードを実行したところ、 動作そのものに全く不具合は認められませんでしたが、温度が起動直後に比べて25度も上がってしまいました。
一体、電力はどれくらいになったいるのでしょうか。コア電圧が変わらない場合は動作周波数に比例しますので、

「1.6Gの時最大87W」なので、1.86G時には・・・101.5W!!
100ワット!勘弁してください。

ちなみに、1.73Gでは・・・94.3W!
う〜む、微妙な・・・

ヒートシンクのファンをもっと強力な物にすれば、CPUの温度は下げられるので大きな問題ではありませんが、 マザーボードのCPUコア電圧生成回路に不安があります。チョッと考察?してみましょう。

Xeonの消費電力を表にしてみました。フォースターに比べてプレストニアの電力が低い事が判ります。 一般的なマザーボードのCPUコア電圧生成回路はスイッチング方式です。 普通なら、単純にCPUの電力が大きい方が電源にかかる負荷が大きいと考えがちですが、 スイッチング方式の場合、実際に負荷として効いてくるのは負荷の電力ではなく、負荷に流れる電流量だったりします。 他にもいろいろな要素が絡んではいますが、電源回路のスイッチングFETの発熱に最も効いてくるのが電流量であると言う事です。
この表の場合では、XeonMP1.4Gは最大電力が78W、それに対し、XeonDP2.4Gは最大電力74Wとなっていますが、 電流は、XeonMP1.4Gは最大で45.9A、XeonDP2.4Gは最大49.3Aとなっています。 この時、XeonDP2.4Gの方が電流が大きいので、CPUコア電圧生成回路にとってはXeonDP2.4Gの方が負荷が大きく辛いものになるのです。
種別電力(Typ)電力(Max)電流(Max)
XeonDP1.7GHz(Foster)65.8W84W84w/1.7v= 49.4A
XeonDP2.0GHz(Foster)77.5W97W97w/1.7v= 57.1A
XeonDP2.0GHz(Prestonia)58.0W66W66w/1.5v= 44.0A
XeonDP2.4GHz(Prestonia)65.0W74W74w/1.5v= 49.3A
XeonMP1.4GHz+L3(Foster)65.0W78W78w/1.7v= 45.9A
XeonMP1.5GHz+L3(Foster)68.0W82W82w/1.7v= 48.2A
XeonMP1.6GHz+L3(Foster)72.0W87W87w/1.7v= 51.2A

今回の、XeonMP1.6Gのオーバークロックでは、どの程度の電流が流れていると考える事が出来るでしょうか?
動作周波数電力(Typ)電力(Max)電流(Max)
1.60G72.0W87.0W87w/1.7v= 51.2A
1.73G78.0W94.2W94.2w/1.7v= 55.4A
1.86G84.0W101.5W101.5w/1.7v= 59.7A

電源の効率などを考慮する前の、純粋にCPUに流れる電流がCPU1個当たり60A!なかなか驚異的な数値です。 DP400のCPUコア電圧生成回路がどの程度のマージンをもって作られているか分かりませんが、 実際のところ、シンクがとても触れる状態でない程に熱かったので、 マザーが燃える前にオーバークロックはやめる事に。



後日、「午後のこ〜だ」のベンチで実験しました。
耐久モードを実行すると、実行前は38度だった温度が1分で10度上昇、4分で20度上昇しました。 CPU温度が62度を超えると(約5分)、アプリケーションエラーで強制終了してしまう事が発覚しました。 1.86GHzは危険なようです。
1.73GHzでは、61度程度で変化しなくなりましたが、10分しか試していないので、まだ分かりません(^_^;;



--- GogoBench 3.10  (Apr 10 2002) ---
[DLL] ver. 3.10pl3 (Jun 18 2002)
[O S] Microsoft Windows 2000 SP2 
[CPU] Intel Pentium 4  * 4 / 1865.8 MHz
GenuineIntel   ID : 0/0/F/1/1  SPEC : 0x3FEBFBFF 

[速度]  17.19倍速  [設定] Q=0 FPU 
[速度]  17.70倍速  [設定] Q=0 FPU MMX 
[速度]  24.03倍速  [設定] Q=0 FPU SSE MMX 
[速度]  25.42倍速  [設定] Q=0 FPU SSE2 SSE MMX 
[速度]  46.77倍速  [設定] Q=5 FPU 
[速度]  47.65倍速  [設定] Q=5 FPU MMX 
[速度]  86.49倍速  [設定] Q=5 FPU SSE MMX 
[速度]  91.72倍速  [設定] Q=5 FPU SSE2 SSE MMX 
[速度]  47.69倍速  [設定] Q=8 FPU 
[速度]  48.13倍速  [設定] Q=8 FPU MMX 
[速度] 118.53倍速  [設定] Q=8 FPU SSE MMX 
[速度] 121.64倍速  [設定] Q=8 FPU SSE2 SSE MMX 

--- GogoBench 3.10  (Apr 10 2002) ---
[DLL] ver. 3.10pl3 (Jun 18 2002)
[O S] Microsoft Windows 2000 SP2 
[CPU] Intel Pentium 4  * 4 / 1732.6 MHz
GenuineIntel   ID : 0/0/F/1/1  SPEC : 0x3FEBFBFF 

[速度]  16.38倍速  [設定] Q=0 FPU 
[速度]  16.20倍速  [設定] Q=0 FPU MMX 
[速度]  22.35倍速  [設定] Q=0 FPU SSE MMX 
[速度]  22.78倍速  [設定] Q=0 FPU SSE2 SSE MMX 
[速度]  43.37倍速  [設定] Q=5 FPU 
[速度]  44.18倍速  [設定] Q=5 FPU MMX 
[速度]  77.90倍速  [設定] Q=5 FPU SSE MMX 
[速度]  85.47倍速  [設定] Q=5 FPU SSE2 SSE MMX 
[速度]  44.69倍速  [設定] Q=8 FPU 
[速度]  44.65倍速  [設定] Q=8 FPU MMX 
[速度] 109.79倍速  [設定] Q=8 FPU SSE MMX 
[速度] 113.44倍速  [設定] Q=8 FPU SSE2 SSE MMX 



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